ぐっすりコラム

NPO睡眠文化研究会事務局長 鍛治恵さんによる“明日のパフォーマンス”を全開にする快眠レシピ!

プールで泳いだ日って、眠くなりませんか?

突然ですが、スポーツクラブに通っている睡マーの皆さん、プールで泳いだ日は、いつもより眠くなりませんか?

毎日、何百メートル泳いでいるから比べられない!というアスリート系睡マーもいらっしゃるかもしれませんが、こと筆者に関して言えば、確かにスポーツクラブでがっちり泳いだ日は、けっこう眠くなったなぁという記憶があります。

では、この水泳と快眠には、どんな関係があるのでしょう?

ぐっすりその6 【深呼吸で熟睡スイッチ・オン!】

快眠のポイントは深い深呼吸!

鍛治さんによると、この水泳と快眠には、やはり因果関係があるそうなんです。

その理由は、まだハッキリしていないものの、「陸上の運動よりも短時間で豊富な運動量が得られ、ほどよく疲労感が得られるから」、「水に入ることで体温変化にメリハリがつくから」といった説があり、とくに注目されているポイントが、「呼吸」なんだとか。

息継ぎのために深い呼吸を繰り返すと、横隔膜が動きます。

呼吸が浅い人は、横隔膜が常に上がっているもの。横隔膜が上がった状態とは、すなわち緊張状態。これを十分に動かして下がりやすくすると、リラックス状態に入るそうなんです。

つまり、深い呼吸をすれば、水泳と同じ安眠効果が得られるということ。
寝る前に10回、しっかり深呼吸――これを毎日の習慣にしましょう。

ちなみに、深呼吸の正しい方法は、「肺を全部使うこと」。
肺は伸縮性があるので、しっかり吸って肺を思い切り膨らませて、しっかり吐いて肺を縮ませる。そして息を全部吐き切るのもポイントです。

さらに、深呼吸よりも上をいく快眠法もあります。
それは、深い深呼吸と同時に「声を出すこと」。

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人前で大きな声で話した日はよく眠れる、という経験を持つ人も多いと思います。これは横隔膜を使った効果に加え、声の振動が体に伝わることにより、体温があがったからなんだそうです。

「体温をしっかり上げる 寝る前に体温が下がりやすくなる 眠れる」
という快眠サイクルを簡単に作れる方法、それが「発声」なのです。

効果を上げるコツは、「ア」の音を出し、口腔や喉をしっかり開かせること。
「アー」でも「ワー」でもなんでもOK。大声を出す必要もありません。

睡マーの皆さんも、寝る前の深呼吸を、「声つき」で試してみましょう!
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、効果は絶大です!

深く大きく呼吸をしてお腹から声を出せば、
眠りやすい体を作れる!

監修:NPO法人睡眠文化研究会事務局長 
睡眠改善インストラクター
鍛治 恵(かじ めぐみ)
東京生まれ。1989年ロフテー株式会社入社後、快眠スタジオにて睡眠文化の調査研究業務に従事。1999年睡眠文化研究所の設立にともない研究所に異動後、主任研究員を経て2009年まで同所長。睡眠文化調査研究や睡眠文化フォーラムなどのコーディネートを行う。2006年、睡眠改善インストラクター認定。2009年ロフテー株式会社を退社しフリーに。同年10月から独立した活動を開始し、NPO睡眠文化研究会を立ち上げる。2016年、京都大学で開催される「ねむり展」(4月6日~6月26日)および「ねむり展」関連イベント「京都で眠ろう」でコーディネーターを務める。

NPO法人 睡眠文化研究会WEBSITE

334611-1

参照元:鍛治恵著「ぐっすり。明日のパフォーマンスを全開にする快眠処方箋60」(新潮社)

suichan
スイも眠る前、スイースイーと声を出してみるぐぅ。

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