ぐっすりコラム

NPO睡眠文化研究会事務局長 鍛治恵さんによる“明日のパフォーマンス”を全開にする快眠レシピ!

寒くて眠れない冬がやって来る!

真冬並みの寒気と低気圧の影響で、11月に東京都心で54年ぶりに積雪が観測されましたね。驚くよりも朝晩の冷え込みが厳しくなり、ぐっすり眠ることができなかった関東地方の睡マーの方も多かったのではないでしょうか。

また、冷え性や寒さで夜中に目が覚めてしまう方などは、これから辛い季節を迎えることになりますね。

そんな寒く長い冬の夜、布団だけでもポカポカ暖かくしたいものです。でも、毛布や布団を重ね掛けするのはNGなんだそうです。

ぐっすりその8
【ポカポカ布団の秘訣は敷き寝具にあり!】

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敷き布団やシーツの工夫で、布団の温度があがる!

鍛治さんによりますと、布団のあったか効果の秘訣は敷き寝具にあるそうなんです。

掛け布団や毛布を重ねても、体にかかる重みが増すわりに、布団のなかの温度はあまり上がらないのです。一方、敷き布団やシーツに厚みを持たせたり、あったか素材を使ったりすることによって、温度がグンと上がります。とくに、起毛素材のシーツは肌触りも優しく、保温効果もバッチリ。

ただし、ここで気をつけたいのが吸湿性。

同じ起毛でも、ポリエステルやフリースなどの科学繊維は汗を吸い取ってくれません。

暖かくて嬉しいのは最初だけ。汗が出たあと布団のなかの湿度は急上昇、蒸れた感じがまとわりつき、熟睡できなくなってしまいます。

とすると、やはりおすすめは綿パイルやウールなどの天然素材。綿ネルなども暖かく心地よい質感です。

掛け布団と毛布の順番も大切!

こうしてあったか布団を完全装備し、これで安心!…と思いきや。実は、まだ完成していないのです。

掛け布団と毛布の順番もポイント。掛け布団が羽毛やシルクの場合は、布団の上に毛布をかけましょう。掛け布団が綿か化学繊維の場合は、布団と体の間に毛布を掛けましょう。こうすることで、保温力が上がります。さらに、布団の中の温度を快適にするということは、外との温度差が広がるということ。

布団の中の温度が30度以上になるのに対し、寝室の温度は20度弱、廊下やトイレは10度近くまで冷え込みます。夜中に起きたとき、急激な温度変化で目が覚めてしまってはもったいない!

そこで、布団のそばには必ず、「暖かい羽織りもの」と「スリッパ」を用意。トイレにも小さな暖房器具をおくと、なおよいでしょう。

敷き寝具をひと工夫したポカポカ布団で、
寒い冬を乗り切りましょう!

監修:NPO法人睡眠文化研究会事務局長 
睡眠改善インストラクター
鍛治 恵(かじ めぐみ)
東京生まれ。1989年ロフテー株式会社入社後、快眠スタジオにて睡眠文化の調査研究業務に従事。1999年睡眠文化研究所の設立にともない研究所に異動後、主任研究員を経て2009年まで同所長。睡眠文化調査研究や睡眠文化フォーラムなどのコーディネートを行う。2006年、睡眠改善インストラクター認定。2009年ロフテー株式会社を退社しフリーに。同年10月から独立した活動を開始し、NPO睡眠文化研究会を立ち上げる。2016年、京都大学で開催された「ねむり展」(2016年4月6日~6月26日)および「ねむり展」関連イベント「京都で眠ろう」でコーディネーターを務める。

NPO法人 睡眠文化研究会WEBSITE

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参照元:鍛治恵著「ぐっすり。明日のパフォーマンスを全開にする快眠処方箋60」(新潮社)

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スイもシーツはモチロン、ネルだよ。

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