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© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

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おバカなギャグに笑って、アクションシーンに釘づけになり、最後はホロっとさせられる劇場版クレヨンしんちゃん。その24作目となる『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』が4月16日(土)より全国ロードショー。

本作は、小説家・映画監督とマルチな才能を発揮する劇団ひとりさんがアニメ初脚本で参戦。2014年の感動作『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の髙橋渉監督とタッグを組みました。

舞台は夢の中。キャッチコピーも「寝ねば。」とあり、世界睡眠会議もこの作品を全面的に応援させていただきたく、髙橋渉監督に作品の魅力や制作秘話について伺ってきました。

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大人もハマる、映画クレヨンしんちゃん!

―髙橋監督の前作『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞)は各界から絶賛の声があがりましたが、今作も疾走感あふれる素晴らしい作品でした。

髙橋 ありがとうございます。原作者である臼井儀人先生の「クレヨンしんちゃん」は、もともと大人向けの作品なんですね。いまは家族で観る映画なので、大人も子供も楽しめるエンターテイメント作品を目指しています。

例えば、本作で野原一家がバカバカしい夢を見るシーンがあるんですけど、みさえ(しんのすけの母親)の夢などは日常の妄想をギャグにしているので、大人の観客の反応に期待しています。

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© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

劇団ひとりさんがアニメ初脚本で参戦!舞台は夢の中!!

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© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

―劇団ひとりさんが脚本で参加した経緯は?

髙橋:劇団ひとりさんを脚本に迎えたのは、テレビ朝日のプロデューサーからのアイデアでした。チャレンジングな精神を感じましたし、化学反応が起こって、これまでにない作品が出来るかもしれないと大いに期待しましたね。

―今回、夢を舞台にされた理由はなんでしょう?

髙橋:劇団ひとりさんから出された幾つかのアイデアの中で、夢の話に決めました。夢の映像は、子供たちの想像力を掻き立てられるという想いがあったんだと思います。確かにアニメで夢の世界を描く場合、イマジネーションは無限大です。しかし、夢をモチーフにしたアニメの名作は多いでので、「ついに来てしまったか!」と武者震いしましたね(笑)。

―小説家でもあり映画監督でもある劇団ひとりさんは、本作でどんな作家性を発揮されたのでしょう?

髙橋:劇団ひとりさんの個性で特に際立っていたのは、強いメッセージ性でした。これまでの作品は、あまりメッセージ性を強調してこなかったんです。それを今作ではストレートに描きました。すると、しんちゃんに力強さが加味され、逆に新しい発見でしたね。

オラが寝るから大丈夫!! カスカベ防衛隊の友情

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―カスカベ防衛隊(しんのすけの仲良し幼稚園グループ)が、夢の中で冒険を繰り広げますが、悪夢の世界観に驚きました。

髙橋:楽しい夢にはモノがあふれ鮮やかな色も華やかな音楽もある。一方、悪夢は記憶の欠片がコンセプトです。建物は書割りで、道はおぞましく曲がり、電柱も傾いています。歪んでいる世界、記憶のゴミ捨て場的に悪夢を表現しました。

実は悪夢の場面が怖すぎるという心配の声もあがっていました。それも感情移入のひとつだと方針を変えなかったんですが、試写会で怖がるお子さんは意外に少なかった。僕としては、もうちょっと怖がってほしかったですね(笑)。

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© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

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―今回は友情もテーマになっていますね?

髙橋:転校生のサキが春日部の街にやって来て、カスカベ防衛隊と深く関わっていきます。そして事件に巻き込まれる展開ではなく、しんちゃんをはじめ、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんが力を合わせて能動的に困難に立ちに向かっていく。これが本作のいちばんの特長かもしれません。

―しんちゃんたちが、ある場所で寝るシーンも印象的でした。

髙橋:まさにポジティブに寝る!気合を入れて寝る!という本作のテーマが表現できたシーンだと思っています。夢の中なら子供たちは悪者にも勝てます。そこが夢のいいところだと思いますね。

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アニメ監督の夢 それは思考のヌード

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―髙橋監督にとって、夢ってどういうモノですか?

髙橋:アニメの仕事は、空想や妄想が直接的に表現できる反面、自分の思考が丸裸にされるような気がするんです。劇中でもありますけど、夢を他人に見られるのって少し恥ずかしい。でも見せなきゃならない。ちょっと倒錯的な“思考のヌード”みたいな感覚ですね。

僕は寝ることが大好きなんです。いつも寝坊して、会社の人たちから怒られていますから。起きていても寝ているように見えるそうで。そうゆう理由からも本作は愛すべき作品。なるべく寝ないようにして作りましたよ(笑)。

―最後に世界睡眠会議の睡マーの皆さんにメッセージをお願いします。

髙橋:しんちゃんやカスカベ防衛隊だけでなく、ひろしもみさえも活躍します。大人もピュアな心があれば、夢の力で戦えます。どうすればピュアな心を取り戻せるかは劇中に答えがありますので、ぜひ劇場でご覧になってください。

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アニメ監督・演出家 髙橋渉(たかはし わたる)
シンエイ動画所属
長年、「クレヨンしんちゃん」テレビシリーズや劇場長編版の制作、演出、絵コンテなどを担当。『映画クレヨンしんちゃん 逆襲のロボとーちゃん』(2014年)で長編劇場版を初監督。2016年4月16日公開『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』では、脚本を劇団ひとりと共同執筆し監督を手がける。

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『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』
原作: 臼井儀人(らくだ社)
監督: 髙橋渉
脚本: 劇団ひとり 髙橋渉
製作: シンエイ動画・テレビ朝日・ADK・双葉社
声の出演: 矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、川田妙子、安田顕、吉瀬美智子、とにかく明るい安村
公開日: 2016年4月16日
配給:東宝

今回のストーリー
毎晩、楽しい夢が見られる世界、ユメミーワールド。何でも叶う夢の世界の訪れに、しんのすけたちが喜びいっぱい!…だったのに、突然、楽しい夢は悪夢の世界へと姿を変えた! 時を同じくして、春日部の街にやってきた少女・サキ。しんのすけたちカスカベ防衛隊の仲間になり悪夢に立ち向かうと約束するが、サキにはある秘密があった…

全ての答えは夢の中に。

公式サイト
http://www.shinchan-movie.com/

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髙橋渉監督、ありがとうございました。スイもユメミーワールドに行きたいぐぅ。

更新日:2016年4月16日 書いた人:峯一雄

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