世界睡眠会議 ウェルカム・シンポジウム 予告

日本は、居眠りに寛容な社会である!

『世界が認めたニッポンの居眠り』著者
ケンブリッジ大学 ブリギッテ シテーガ准教授

今回のウェルカム・シンポジウムに、文化人類学者のシテーガさんからメッセージが届きました。

シテーガさんは、日本滞在時に電車で老若男女の日本人がウトウトし、時にはぐっすり眠っている光景に驚き、「日本人の居眠り」の研究をはじめたそうです。

少なくとも欧州では、中世の貴族社会において人前で眠ることが良くないこととされたのですが、日本人は居眠りを問題視する習慣はもともとなかったのでは、と考察されています。

たとえば、日本の古典文学や絵画には居眠りが度々登場します。その背景には、「蛍の光」の歌にもあるように、夜中に仕事や勉強をすることは美徳であり、日中眠くなることは仕方がないという文化があったというのです。

また、昼間眠くなるのは人間の生理ですが、アメリカなど眠気を抑える「眠らない文化圏」、社会全体で昼休みを認めている「シエスタ文化圏」、そして日本のように各人の都合で眠り、それが許される「仮眠文化圏」があると分析されています。

つまり、日本は昔から人前で眠ることが許されてきた文化をもち、それが現代の電車の「居眠り」にもつながっているということでした。

brigittesteger

ブリギッテ シテーガ プロフィール
1965年オーストリア生まれ。ケンブリッジ大学 東アジア研究所 准教授。ウィーン大学日本学研究所にて睡眠に関する研究で博士号(日本学)取得。著書に「世界が認めたニッポンの居眠り」(CCCメディアハウス)など。今回のねむり展パンフレット『ねむり展 眠れるものの文化誌』(NPO法人睡眠文化研究会・編)にもインタビュー記事が掲載されています。

suichan-cmt-02
ブリギッテさんのメッセージは当日のシンポジウムのビデオでも流れるよ!楽しみになー。

更新日:2016年4月18日 書いた人:峯一雄

睡眠の大切さに少しでも目覚めたあなたはもう、
立派な睡マー
世界睡眠会議をフォローして
睡マーになりませんか!

ただいまの睡マさんは20584です。