長塚京三さん、原田美枝子さん出演。
ベルギーオペラ 『眠れる美女』が東京文化会館で開催!

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© Kurt Van der Elst

川端康成に『眠れる美女』、という中編小説があります。「森の」が入らないところがミソなのですが、老人が眠る美しい女性を見るクラブの会員になり、幻想的な妄想を巡らす、というのがおおよその話。老い、別れ、死が、眠る女性を軸に展開されるその小説は海外でも非常に人気が高く、フランス、ドイツ、オーストラリアでも映画になっています。

2009年、ベルギーでその小説をベースにしたオペラが作られました。それが今回、東京初演となる『オペラ 眠れる美女』です。ベルギー王立モネ劇場での初演以降、ルクセンブルク、オランダなどにも巡回し、高い評価を得ています。

今回の東京バージョンに出演するのは長塚京三さん、原田美枝子さん。お二人がオペラに出演するのはこれが初めて。バリトン、指揮、ダンサーはベルギー初演時のメンバーを揃えたというのですから、東京版にも力が入っていることがわかります。

作曲のクリス・デフォート氏はジャズピアニストでありながら、現代音楽、オペラなども高く評価されているピアニスト。演出のギー・カシアス氏はヨーロッパで最も革新的な演出家と言われている才人です。振付のシディ・ラルビ・シェルカウイ氏はヨーロッパの確証を受賞している振付家で、2011年には手塚治虫の作品を題材にした『TeZukA』という作品を発表し、日本でも話題になりました。

音楽家、文筆家の菊地成孔さんは『「官能」とは何だろうか? 既に殆んどの日本人にとって、それどころではなくなってしまったそれを、五十年前の川端康成が小説にし、七年前にベルギー人が現代オペラにした。完璧な音楽、完璧な演出、完璧な原作。その禍々しく、異様な融合。それが日本に凱旋する。果たしてそこに、完璧な観客を得た、完璧に官能的な公演は現れるのだろうか?』とコメントを寄せています。

日本の小説、眠り、美女、ヨーロッパの芸術が混沌と一つになった話題作。冬の始まりに、いかがでしょうか。

東京文化会館ウェブサイト

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© Kurt Van der Elst

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原作も読んで見たいなー。

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