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寝具選びのポイントをちゃんと知りたーい!

みなさん、ぐっすり眠れてますか?
睡眠研究部員の三田寺理紗です。

世界睡眠会議を応援してくれている企業を直撃して、快眠のためのいろんな情報をお届けするコラボ企画。

今回、私は昭和西川さんへやってきました。

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都内にある本社ビル前。はい、ちゃんと睡眠研究部のユニフォームであるスイちゃんがいっぱいプリントされたパジャマで行っちゃいました。

さて、ここで問題です。
昭和西川さんは、創業してどのくらいか知ってますか?

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なんと! 創業450周年なんですって。

ルーツは近江商人で、創業は1566年。日本では永禄9年で、織田信長が天下取りに突き進んでた戦国時代のことだそうです。

すごいですねぇ。

羽毛布団の正しい選び方を教えてください!

さて、昭和西川さんを直撃する私に与えられたミッションは……。

「寝具のプロに、寝具選びのポイントを教えてもらう!」こと。

寝具といってもいろいろありますが、まず今回は「羽毛布団」について教えてもらいます。
伺ったのは、本社のショールーム。普段は商談などに使われる場所で、一般公開はされていないそうです。

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迎えてくださった寝具のプロは、ふとん課の河合重宏課長です。
「ふとん課」っていう部署名にちょっとびっくりしました。

よろしくお願いします!

羽毛布団選びのポイントを知るために、今回のレポートではいろんなグレードの羽毛布団の寝心地を実際に体験しながら、いろいろな知識やポイントを教えていただくことになりました。

寝てみたその一
約4万円の羽毛布団に寝てみました!

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ハンガリー産ホワイトダックダウン93% 羽毛の重さ/約1.2kg

まずは、比較的お手頃価格の羽毛布団に寝てみました。お手頃といいつつ、約4万円程度の立派な羽毛布団です。軽いのに暖かくて、このままほんとに眠り続けていたいほど気持ちよかったです。

「ダウン」と「フェザー」の違いとは?

では、河合さんに教えていただいた羽毛布団選びのポイントを紹介していきましょう。

まず、基本中の基本。水鳥には、翼で風を受ける「芯」がある羽根の「フェザー」と、胸部分など鳥の身体を覆っている柔らかい毛の「ダウン」があります。

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ダウンはふわふわ!

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フェザーはバドミントンのシャトルなどにも使われます。

「羽毛布団」と呼べるのは、ダウンが50%以上使われている布団だけ。フェザーが50%以上のものは「羽根布団」と呼んで区別されています。

ダウンはタンポポの綿毛のようにふわふわです。もともとは寒さから身を守る高性能の防寒着のようなものですから、軽くて暖かいんですね。

「ダック」より「グース」が高級品!

羽毛布団の原料となる羽毛には、おもに「ダック=duck(アヒル)」と「グース=goose(ガチョウ)」があります。

ただし、どちらにしても羽毛はあくまでも副産物。ダックやグースは、もともと食用に飼育されたものなんです。

たとえばダックは、食用にするのは生後約40〜50日くらいの若鳥が好まれるので、ダックのダウンも小さな鳥から取ったものになります。
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でも、グースは90〜120日ほど飼育されることが多く、より大きなダウンを取ることができます。
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羽毛布団が軽くて暖かいのは、ダウンの保温効果のおかげ。同じダウンでも、ひとつひとつが大きい方が、より軽くて暖かい布団を作ることができるそうです。

なので、ダックよりもグースの羽毛を使った布団のほうが、より「高級」なんですね。

寝てみたその二
約20万円の羽毛布団に寝てみました!

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ポーランド産マザーグースダウン95% 羽毛の重さ/約1.1kg

羽毛は布団の中で浮かぶように1個1個が独立してるから、軽くても不思議と身体にフィットします。「身体に吸い付くみたいでしょ」と河合さんが指で布団を引っ張ってくれて、吸い付く感じを実感できました!

「マザーグース」はさらに高級!

「ダック」より「グース」が高級品。さらに、この20万円の羽毛布団のように「マザーグース」のダウンを使った羽毛布団はもっと高級品なんです。

『マザーグース』というと童話のおばあさんが頭に浮かびますけど、もちろん、おばあさんは関係ありません。

羽毛布団の原料としてのマザーグースとは、つまりは「親鳥」のこと。産卵させるための鳥なので、おおむね2〜3年は育てられます。幼鳥よりも大きなダウンが採れるから、より軽くて暖かな羽毛布団になるんです。

「アイダーダウン」は最高級品!

ここで、河合さんが剥製をもってきてくれました。

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この剥製の鳥。アイスランドなど北極圏に近い地域にいる「アイダーダック」という鳥です。

普通のダウンは食用にされたダックやグースの羽毛ですけど、アイダーダックは保護鳥なので捕獲したり食べたりするわけではありません。

アイダーダックは自分のダウン(胸毛)を巣の中に敷き詰めて卵を温めます。ひなが巣立った後の巣から、人間の手でダウンを集めて利用するんです。

このダウンが「アイダーダウン」と呼ばれる最高級品。採取できる量も限られていますから、お値段も高くなるのも納得です。

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この剥製そのものがとても貴重なんですけど、特別にアイダーダウンの剥製を触らせていただきました。

胸毛の部分。写真でわかるように、人差し指が第二関節くらいまですっぽり埋まるほど、ふわふわのダウンで包まれているんです。北極圏でたくましく生き抜く生命の力を実感しちゃいました。

寝てみたその三
約150万円の羽毛布団に寝ちゃいました!

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アイダーダックダウン95% 羽毛の重さ/約1.0kg

アイダーダックの胸毛の感触を体感しただけに、なんというか「ありがたーい」寝心地です。いうまでもなく布団はほんとに軽くてふかふか。幸せなひとときでした!

「アイダーダウン」の軽さにびっくり!

同じ羽毛でも、「ダック」→「グース」→「マザーグース」→「アイダーダウン」というふうに高級になっていくということですね。

すると……。

河合さんが「ちょっと目を閉じて両手を出してみてください」と、私の手のひらにアイダーダウンをのっけてくれたんです。

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こんなに山盛りのダウンなのに……。

いつのっけてくれたのか、どちらの手にのっかってるのか、ほんとにまったくわからなかったんですよ!

しばらくすると、ダウンがのってる手のひらがほんわか温かくなってきて、「あ、こっち?」っていう感じ。

アイダーダウン、すごいです!

産地によって品質は違う?

さて、3種類の価格帯の羽毛布団の寝心地も体感しました。具体的な羽毛布団選びのポイントについて、さらに河合さんに伺ってみました。

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三田寺「羽毛って、産地によって品質が違ったりするんですか?」

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河合「一概に産地で区別することはできません。一般的に中国産よりもフランス産が高品質なイメージがあるようですが、フランスでも品質が良くないものもありますし、中国でも高品質のものもあります」

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三田寺「な、なるほど……。それじゃ、品質の悪い羽毛布団って、どんな感じなんでしょう?」

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河合「採集した羽毛を洗浄したり管理するための手間やコストを惜しんでいるために、不潔だったり傷んでしまっているものということになるでしょうね」

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三田寺「自分で羽毛布団を買う時に、手軽な品質の見分け方ってありますか?」

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河合「そうですね。ひと言で表現すると、『押して、叩いて、嗅いでみる!』ことです。品質のよくない羽毛を使っていると、押すとへこんだままなかなか元に戻りません。叩くとホコリが出てきます。

あとは臭いが強いもの。品質がよくないものの場合、干しても干しても臭いがとれにくいものがあります。ただし、臭いの感じ方には個人差があります。臭わないといっても無臭ではありません。昭和西川では規定をクリアにした洗浄を行うことで、お客様に安心してご使用いただける製品を提供しています」

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上質な羽毛布団は、こうして押しても……。

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すぐにふっくら、元に戻ります。

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三田寺「なるほど、押して、叩いて、嗅いでみる! ですね。
とはいえ、ちゃんと見分けるのは難しそうです……。」

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河合「今日、実際に体験していただいたように、良質な羽毛布団はそれなりに高価ですからね。究極の賢い買い方としては、信頼できるメーカーのものを、信頼できるショップで買う、ということだとも言えますね」

メンテナンスの方法は?

さらに、お手入れ方法についても聞いてみましょう。

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三田寺「羽毛布団って、あまり天日干しをしちゃいけないと聞いたこともあります。上手な干し方ってありますか?」

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河合「湿気は羽毛布団にとっても大敵なので、定期的に天日干しするのはオススメしたいです。

ただ、あまり頻繁に長時間の天日干しをしたり、普通の布団のように布団叩きなどで叩いてしまうと、羽毛を包んでいる生地が傷んで、羽毛が飛び出す原因になってしまうことがあります。

布団カバーを着けて、片面2時間程度を目安に干していただくのがいいですね」

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三田寺「我が家の場合、夏は押し入れにしまうんですけど、収納する時の注意点ってありますか?」

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河合「羽毛は呼吸しています。押し入れなどに収納する時も、ケースの中に押し込むようなことは避け、通気性を確保してください。羽毛布団の上に、重いものを載せるのもよくないですね。また、布団圧縮袋などを使ってぺちゃんこにしてしまうのは、絶対にやめてください」

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三田寺「わかりました! ありがとうございます。」

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さて、羽毛布団選びの知識。いかがでしたか。

しっかりチェックして、品質のいい羽毛布団で快眠を楽しんでくださいね。

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このまま眠り続けていたいー!

次回は、「枕」について聞いちゃいます。
お楽しみに!

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