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なぜか研究所で白衣を着てる。

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睡マーのみなさん、おはようございます!
ライオンの研究所に突撃レポート。話の成り行きで白衣と実験器具を手渡され、自ら実験にチャレンジすることになった横山愛子です。

前回のレポートでは、「ライオンがなぜ睡眠サプリメントを開発したのか」とか「清酒酵母を見出すためにいろんな食品素材のスクリーニングを行った」というお話をうかがいました。

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ライオン株式会社
研究開発本部 機能性食品研究所 主任研究員
物井則幸さん

研究部員の疑問に答えてくれるのは、主任研究員の物井さん。今回も、よろしくお願いしまーす!

さて、どんな実験をしたの? という質問から、白衣や実験器具を手渡され……。

まずは、食品素材の効果を確認するためのスクリーニングを体験してみます。

実際の研究でも試された素材が、これ。

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上の粉末が左から「クルクミン」「清酒酵母」「セントジョーンズワート」。下の液体は左から「ユーカリ」と「ラベンダー」です。

スクリーニングの実験では、小さく区分けされた容器にアデノシン受容体を含んだ細胞の液を入れ、効果を確認したい食品素材を加えます。

一定の時間をおいて、アデノシン受容体の細胞が活性化すれば(特別な測定機器で見ると「光る」そうです)OK、という実験です。

やってみましょう。

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まずは、連装式のスポイト器具に、使い捨ての吸引部を装着します。

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シャキーン!(音はしないけどね)って感じです。手前の器に入ったピンク色の液体が細胞液。これを連装式のスポイトで吸い取って……。

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小さく区分けされた実験容器に細胞液を入れていきます。

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こんな感じ。

さらに、このマス目にひとつずつ食品素材を加えて、細胞が活性化するかどうかを確認するんですね。

目指したのは「ぐっすり」眠れるサプリメント。

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なるほどぉ、実験って地道な作業なんですね。

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そうですね。慣れてくれば手際はよくなりますが、丁寧な繰り返しと積み重ねが大切な作業です。

これを、約80種類の食品素材で、濃度や条件を変えながら実験を繰り返します

また、一定の効果が認められた素材に阻害剤(カフェインの類似構造物など)を加えたり、偶然に結果が左右されないように、同じ条件で最低でも3回は検証実験を繰り返すので、どうしても実験数は多くなりますね。

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うひゃー、って感じです。こういう実験を繰り返して「清酒酵母」が選ばれたんですね。

ところで、『グッスミン 酵母のちから』は「新しい眠りのメカニズム」を探求したとおっしゃっていましたが、具体的にどんな「眠り」を目指して開発されたんですか?

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わかりやすく言うと、多くの睡眠関連製品は「覚醒」を遮断する働きをします。でも、わたしたちが目指したのは「睡眠中枢」の働きを高めるサプリメントだということですね。

眠りの質は「時間」と「深さ」のかけ算で判定できます。その面積が大きいほど「よい睡眠」ができていると考えることができるわけです。

また、眠りの深さには一定のサイクルがあります。眠って最初に訪れる波が最も「深い」睡眠になり、この「深さ」が睡眠全体の質を左右するとされているのです。

『グッスミン 酵母のちから』は、睡眠中枢に働きかけることで深く眠ることができるサプリメントを目指して開発しました。

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「よい睡眠」と「よくない睡眠」

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サプリメントにするためには、実際に作ってみた錠剤を食べてみる実験とかもやるんですよね?

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そうですね。開発が進む中で、研究チームのメンバーが実際に自分で食べてみて機能を確かめました。

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眠りの深さはどうやって確かめるんですか? 眠りのサイクルを測定するスマホのアプリもありますけど……。

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眠りには2つの側面があります。身体の休息と、脳の休息ですね。

身体の休息についてはスマホアプリなどの「動き」を測定するものである程度計測できるでしょうが、脳の休息は脳波計を使って調べます。実験で使った携帯型の脳波計も用意してありますよ。着けてみますか?

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はい! お願いします。

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うなじと額にパッドを貼って……。

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脳波計を装着!

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スタートボタンを押して眠り……。
起床後に、データを取り出して解析する、そうです。

ちなみに、計測される波形の例はこんな感じ。

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出典:化学と生物 Vol.51, No11, 754-762, 2013を基に改変

眠りが深いほど、波形が大きくなるんですね。

それにしても、何時間も眠ったデータを解析する作業も、かなり根気が必要ですね。

食べて眠る、を繰り返し!

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脳波計、初めて着けました。これなら自宅でも計測できますね。
ただ、コードとかあるし、寝ているうちにパッドを剥がしちゃったりしそうな気もします。

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そうなんですよ。コードが絡まったり、いろいろ失敗はありました。パッドの上からテープを貼って補強したり工夫しましたね。

あとは、脳波計を装着して眠る前にスタートボタンを押さなければいけないんですが、うっかり押し忘れたまま寝てしまったり……。

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ああ、そういう失敗、私もやっちゃいそうです。

物井さんご自身も実験台になったんですか?

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もちろんです。睡眠サプリメントの研究チームみんなでやりました。メンバーは10人ほど。

みんなで2年間くらい実験を繰り返していたので、合計すると1000夜は軽く超えているはずです。

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実際に食べて寝る実験では、錠剤の成分を変えてみたりもするんですよね?

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はい。配合や濃度を変えてみたり、さきほど見ていただいたように清酒酵母には少し匂いがありますから、錠剤ではどのくらいの強さの匂いを感じられるようにするかとか。

あとは、食べてからどのくらいで成分が効果を発揮するかを制御するために、錠剤の崩壊時間を調整したり。このあたりは『バファリン』などの製剤化ノウハウがいかされています。

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ライオンはお薬も作ってるんです!


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ライオンは『バファリン』などの解熱鎮痛薬やかぜ薬、目薬などの薬品も作っているんです。

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『グッスミン 酵母のちから』を食べるのは、寝る直前がいいんですか?

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はい。就寝の1時間前をお勧めします。試験でもこの条件で効果を確認しました。*1

このヒト試験で先ほどの脳波計を使うことによって『グッスミン 酵母のちから』は眠って最初の深い眠りをより深くすることが確認できました。

また、この最初の深い眠りの時に、「成長ホルモン」が多く分泌されることがわかっていましたので、試験では起床後に尿中の成長ホルモン量も測定しました。

その結果、清酒酵母を含まない「プラセボ」と呼ぶ試験食品を食べた場合に比べて、成長ホルモン量が増えることも確認しています。*1

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成長ホルモンって、健康にいいヤツですね!

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その通りです。健康の維持にとって大切な働きをしています。

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なるほど、きちんと快眠できるのは、身体にいいっていうことですね。
私もトライアルパックでよく眠れるのを実感しているので、これからもちゃんと続けますね。

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ありがとうございます。
今日は、お土産にひとつ差し上げますから、ぜひ「いい睡眠」を楽しんでください。

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わ、ありがとうございます!

「いい眠り」の強い味方!

物井さん、ありがとうございました。

ライオンの小田原研究所に突撃して、『グッスミン 酵母のちから』について気になっていたことをたっぷり聞くことができました。

それにしても、清酒酵母。おいしいお酒を造ってくれるだけじゃなくて、ヒトの眠りをサポートしてくれちゃうなんて、「酵母のちから」って不思議ですよね。

レポート第一弾で物井さんのお話にもあったように『グッスミン 酵母のちから』に使われている清酒酵母は「GSP6」と名付けられていて、秋田の新政酒造の酒蔵で発見された「蔵付き酵母」を育種したものなんだそうです。

物井さんも、秋田市で学会があったときに酒蔵に立ち寄ってみたことがあり、とてもおいしい日本酒の大ファンになった、とか。

私もぜひ、秋田まで清酒酵母GSP6のふるさとを訪ねてみたいですね!

では、みなさん、次のレポートまで、おやすみなさーい!

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小田原からの帰りの車中でグッスミン状態になった横山愛子研究部員の図……。

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物井さんも研究者っぽくかっこよくのってる、『グッスミン 酵母のちから』はバナーをクリックだ!

*1:出典:J.Sleep Res. 25, 116-123, 2016

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