究極の快眠旅を実感

一度は行きたい!
星のや竹富島『ぐっすりにーぶい滞在』

全国の宿泊施設でも「睡眠」への注目度は急上昇!

「睡眠負債」というワードが流行語大賞(トップテン)を受賞するなど、質の良い睡眠への日本社会の関心はますます高まるばかり。全国のホテルや旅館でも、ベッドなどの寝具にこだわったり、快眠のためのプランを用意しているところが増えています。

なかでも、誰もが「ぜひ一度は泊まってみたい!」と思うであろう究極の快眠プラン。それが『星のや竹富島』で2016年から提供されている2泊3日のスパプログラム、『ぐっすりにーぶい滞在』です。「にーぶい」というのは「眠い」「眠そう」などを意味する沖縄の言葉。伝統的に沖縄で安眠のための「命草(ぬちぐさ)=ハーブのように利用する野草」として活用されてきた「にーぶい草=別名は眠り草」の花が咲く季節に、豊かな眠りとともに竹富島ならではのゆったりとした旅の時間を楽しんで! というプランです。

石垣島で開催された “ぬちぐすい”(命の薬)をいただく旅(レポートはこちら!)で石垣島を訪れた世界睡眠会議取材班。竹富島へは石垣島から船でわずか10分ほどで行けます。これはチャンス! と、『ぐっすりにーぶい滞在』気分を体感する取材に伺いました。

プログラムの内容を体感レポート!

『ぐっすりにーぶい滞在』は、なんと 1日1名限定 です。1組ではありません。1名だけのために用意されるおもてなし、ということです。

概要を紹介すると、チェックインしたらまず睡眠に関する知識を学んだ『眠りのコンシェルジュ』によるコンサルテーションとアドバイス。快眠アイテムが用意された「ぐっすりにーぶい部屋」でくつろぎながら、2泊3日の滞在中に3回の「にーぶいスパ」。「にーぶい草ハーブティー」や「にーぶい草のお昼寝ブランチ」などが用意されるプログラムです。


『眠りのコンシェルジュ』中野友里恵さん。

今回の取材では、眠りのコンシェルジュである中野友里恵さんにお話を伺いました。

中野さんの案内で、竹富島の伝統的な集落に倣って配置された戸建ての客室へ向かう白いサンゴの砂が敷かれた路地を進んでいると、1日1名限定という「特別なプログラム」であることを実感。『星のや竹富島』の美しい空間が「わたしのためだけ」に用意されているような気分になってきます。


客室にはお昼寝用のハンモックも用意してもらえます。


ゆったりしたベッドが気持ちよさそうな寝室。

一棟一棟が庭付きの戸建てになっている客室もひとりじめ。寝室は安眠のためにベッドの上の天井が少し低くなっています。


部屋には月桃枕(写真下)、無農薬ハーブを使った『命草の香る枕』などが用意されています。

中野さんのコンサルテーションではアンケートなどに答えて眠りのタイプを診断、タイプ別のアドバイスなどが書かれたカードを渡してもらえます。

ちなみに、にーぶい草は沖縄地方で「クワンソウ」とも呼ばれるハーブ。琉球王朝時代から沖縄の人たちに親しまれ、沖縄伝統野菜28品目のひとつにも選ばれているのです。ヤマトンチュー(本土の人)の言葉では「わすれぐさ」とも呼ばれます。


にーぶい草の花。沖縄では葉や茎、花や蕾まで活用されています。

中野さんによると「沖縄で、にーぶい草の伝統文化が受け継がれていることを知り、この『ぐっすりにーぶい滞在』プログラムの提供を考えた」とのこと。なるほど、睡眠文化を楽しもう! とする『世界睡眠会議』の思いにも通じるものがありますね。

では、具体的にどんな2泊3日が過ごせるのか。滞在スケジュールの例を紹介しておきましょう。

滞在スケジュール例

1日目
15:00/チェックイン・眠りのコンサルテーション
16:00/にーぶいスパ 1
19:00/集落で夕食(別料金)
21:00/にーぶい草ティータイム
22:00/にーぶいストレッチ
23:00/命草(ぬちぐさ)の香る枕で就寝

2日目
6:30/よんなー深呼吸 1
7:00/朝食(別料金)
11:00/にーぶい草のお昼寝ブランチ
12:00/お昼寝
13:00/にーぶいスパ 2
19:00/ダイニングで夕食
21:00/てぃんぬ深呼吸
23:00/命草の香る枕で就寝

3日目
6:30/よんなー深呼吸 2
7:00/朝食
8:00/朝の水牛車観光
9:30/にーぶいスパ 3
12:00/お昼寝
14:00/レイトチェックアウト

実際のスパの時間などは中野さんと相談しながら自分の過ごしたいスケジュールに合わせて決めるので、あくまでも一例です。

ストレッチや深呼吸などを楽しむプログラムも盛り込まれています。

「よんなー」というのは沖縄の言葉で「ゆっくり」という意味。「てぃんぬ」は「天の川」のこと。「よんなー深呼吸」は宿から歩いて5分ほどのアイヤル浜で朝日を浴びながらストレッチと深呼吸を行うプログラム。「てぃんぬ深呼吸」は施設内のプールサイドで星空に包まれて深呼吸とストレッチを行います。


「よんなー深呼吸」。気持ちよさそう〜!

では、実際に体験取材した様子を紹介していきましょう。まずはアイヤル浜に近い「見晴台」から見た『星のや竹富島』の全容です。


スマホでパノラマ撮影してみました。

取材当日はあいにくの雨模様。天気がいい日はこんな感じです。


竹富島の伝統的な集落の景観を再現。

ちなみに、客室には寝るときのためのパジャマと、施設内のどこへでも着ていける滞在着(着心地のいい作務衣)が用意されています。


パジャマと滞在着。

「てぃんぬ深呼吸」を行うプールはこんな感じです。


この日は風速8mで雨……。

周囲から少し窪んだ場所につくられているのは、遠景では見えないようにして、島の景観をできるだけ壊さないようにする配慮です。少し気になったのは、プールの底がリゾートホテルでよく見る明るいスカイブルーではなく、暗めのブルーとグレーになっていること。その理由は、天気がいい日には「底を暗めの色にしてあることで水面が鏡のようになり、空がきれいに映るから」(広報担当/角田貴代さん)ということです。


なるほどっ!

では、アロマオイルのボディトリートメント、「にーぶいスパ」の体験です。まず、眠りのコンシェルジュの中野さんにアドバイスをいただきながら、使うアロマを選びます。


10種類のアロマから好きな香りを選んでブレンドします。

今回は、リラックス効果があって沖縄らしい「月桃」と、沖縄を代表する果実でもある「シークワーサー(HIRAMI LEMON)」を選びました。ブレンドしたアロマオイルは、客室でのルームフレグランスとしても使えます。


月桃は沖縄で伝統的に親しまれ活用されているショウガ科の常緑多年草。

にーぶいスパの時間は90分。着替えを済ませたら、まずはハイビスカスが浮かんだフットバス(足湯)でリラックスします。


これだけで、もう気持ちいい……。

今回は全身を癒やしてもらえるコースをお願いしました。取材に伺った記者はオヤジなので、実際の体験写真は自粛しておきます(w)。


ゆったりした竹富島時間の流れに身を任せましょう。


にーぶい草のハーブティもいただきました。

とてもいい香りを楽しめます。

スケジュール例で2日目に用意されている「にーぶい草のお昼寝ブランチ」も、滞在プログラムの料金に含まれています。

メニュー
・パイナップルとディルの冷製スープ
・季節の野菜と島豆腐のバーニャカウダ
・車海老とにーぶい草のパスタ

どの料理にも、沖縄らしさ、竹富島らしさを感じる工夫がされています。パスタに使われている車海老は、竹富島の特産品でもあるのです。


島豆腐のまろやかな旨味がフレッシュな旬の野菜に絡むバーニャカウダ。美味しかったです!

この『ぐっすりにーぶい滞在』の料金は10万6000円(税、サービス料、宿泊料別)です。星のや竹富島は原則として2連泊以上での予約受付。宿泊料金は航空券付きのお得なパック(公式サイトから予約可能)を利用しても2泊で1人10万円以上(航空券込み)はかかるので、かなり贅沢な旅にはなります。

とはいえ、滞在スケジュール例で紹介したように、3回のにーぶいスパ、朝食、ブランチ、夕食が各1回、さらには島の名物でもある水牛車観光やレイトチェックアウトなどが含まれての値段ですから、ゆったり&ぐっすりを満喫するためにはむしろお得なプログラムともいえます。

1日1名だけという設定には「カップルや夫婦で利用しにくいのでは?」と少し驚きましたが、『ぐっすりにーぶい滞在』のプログラム利用者だけでなく、そもそも星のや竹富島のゲストには、頑張って働く自分へのごほうびに「お一人様」で来館してくつろぎの時間を楽しむ女性が少なくないそうです。家族や友達、恋人が一緒の旅も楽しいですが、思う存分、贅沢にくつろぐために、こういう一人旅は幸せですよね。

竹富島の魅力も満喫してください!

実は「朝の水牛車観光」が楽しめるのも、このプログラムの魅力のひとつ。

2013年に新石垣空港がオープンし、羽田への直行便やLCCが就航。石垣島、そして竹富島を訪れる観光客が激増しました。平成元年には年間10万人に届かなかった竹富島への観光客数は、平成26年には約52万人! 赤瓦の集落の路地も昼間の時間は多くの観光客で賑わいますが、朝早い時間なら静かな集落をのんびりと楽しむことができるのです。

また、スケジュール例で1日目の夕食が「集落で夕食」となっているのも、ホテルの施設だけでなく、竹富島ならではの雰囲気や文化を楽しんでもらいたいという『星のや竹富島』の思いを感じる設定です。島で夕食をいただける食堂などの数はそんなに多くはないですが、沖縄の郷土料理も楽しめる『かにふ』や『ガーデンあさひ』といったお店がオススメです。宿から集落へ出かけるときには、無料のレンタサイクルも用意されています。

この日はあいにくの雨でちょっと残念な感じの写真しか撮れませんでしたが、竹富島の集落、ぜひ一度は訪れてみるべきスポットです。


郵便局にも赤瓦とサンゴ石の石垣が。

竹富島の文化を知るには、石垣島からの船が着く竹富港のすぐ近くにある『竹富島ビジターセンター ゆがふ館』を見学するのがオススメ。入場無料で、竹富島の伝統や文化を紹介する映像などが見られます。竹富島で暮らす人々には「うつぐみ」というみんなで協力して生き抜いていく精神文化が受け継がれているそうです。

島に船が到着すると宿の送迎車(船の時間に合わせて来てくれます)が迎えに来てくれていますが、送迎車に乗るのを1便遅らせてでも、島に上陸したらまず最初に『ゆがふ館』を訪れて、竹富島ってどんな島? 「うつぐみ」って何? をきちんと理解しておくのがオススメです。『星のや竹富島』は島の人たちが自主的に定めた「竹富島景観形成マニュアル」を守ってつくられています。島の伝統や文化を知っておくことは、『星のや竹富島』の空間をより深く楽しむことにも繋がるのです。


『ゆがふ館』のパネル展示。

東京羽田から新石垣空港までの所要時間はおよそ3時間半(復路は3時間弱程度)。もちろん時差はなく(この季節、日の出の時間は7時過ぎ。明るくなるのが遅くて驚きましたが…)、ちょっとした海外旅行気分のフライトを楽しめます。より遠くの海外旅行に出かけて、時差ボケなどでかえって疲れたぁ! という旅をするよりも、『ぐっすりにーぶい滞在』でゆったりと2泊3日を楽しむのは、とても豊かな贅沢だと感じます。

今シーズンのプログラム提供は2018年1月31日まで。でも、来年以降も大好評の『ぐっすりにーぶい滞在』プログラム開催は続けていく予定になっています。毎日、仕事を頑張っている貴女(いえ、男性でももちろんOKですが)も、竹富島でぐっすりを楽しんでみませんか。

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