睡眠を学ぼう

睡眠のメカニズムを知ろう
女性のライフステージ変化と睡眠

日本の女性の睡眠時間は世界で最も短い?

厚生労働省のHPによると、就労者の男女別の睡眠時間を国際比較すると、日本の女性有職者の睡眠時間は世界でも最も短いレベルにあり、家事や育児の負担が大きいため男性よりも20分近く短くなっています。

出典:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.html

また、睡眠には体温やホルモンの働きが影響します。女性は思春期の月経の始まりから結婚、妊娠、出産、閉経など一生を通じたライフステージの変化の中で、ホルモンバランスが大きく変わり睡眠にも影響があります。

月経周期と睡眠

「女性は睡眠弱者」と言われることも多いのですが、その理由の一つに月経周期と睡眠の関係があります。月経の黄体期には基礎体温が高くなります。睡眠への影響は人それぞれの感じ方があって一概には言えませんが、基礎体温が高くて深部体温が下がりづらいと、眠りが浅くなって、ぐっすり眠れないと感じる女性が多いようです。

深部体温が下がるとスムーズに眠りやすくなります。 詳しくはこちら 

更年期と睡眠

女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、女性のライフステージによって分泌量が大きく変化します。40代から50代にかけての更年期にはエストロゲンの分泌が急激に減少し自律神経が不安定になりがちです。

この時期には、のぼせや火照り、動悸や息切れ、発汗などの症状がおきやすく、精神的にもイライラや不安を感じ、睡眠をとりにくくなることも。

またダイエットや美容などに関係が深いホルモンの分泌と睡眠にも深いつながりがあります。

睡眠とホルモンの深~い関係について 詳しくはこちら

ライフステージの変化は避けることができないので、あまり深刻に捉えずストレスを溜め込まないように注意して、体調と睡眠管理に気を配り、自分をいたわってあげるようにしましょう。

加齢によって必要な睡眠時間が減るのは自然なことであり、個人によっても差が大きいので、自分が快調に過ごせる睡眠時間を測りできる範囲でその睡眠時間を確保していくことで、ストレスを軽減できます。

自分にあった睡眠時間を知る方法 「睡眠日誌」で眠りをチェック
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睡眠の不調が続く場合は生活習慣病のリスクも高まります。無理をせずお近くの病院の睡眠外来などに受診してください。

記事:編集部
世界睡眠会議記事よりまとめています

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