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意外と凄い、ろうそくの世界
和ろうそく(カメヤマ)

揺らぐ火の動きは「1/f(えふぶんのいち)のゆらぎ」と呼ばれ、ろうそくメーカーのHPに書いてありますが、リラックスやヒーリング効果があります。古来より人類は火を囲み、暖を取っていたからかもしれませんね。

そんなろうそくの力を借りて深い睡眠を手に入れられれば、というのが当企画。今回紹介するのは和ろうそくです。和ろうそくって初めて聞く人も多いかもしれません。一般的に出回っている洋ろうそくとは違い、癒し効果も大きいとも言われています。

和ろうそくって何?

五寸釘でわら人形に釘を打つ人が頭に指しているのが和ろうそくってイメージしていませんか?もしくはホラー映画などで使われているようなろうそくとか。半分正解で半分は不正解。そういうシーンにも多く使われているのが和ろうそくだったりしますが、その理由は実際に火を見ればわかっていただけると思いますので、最後までお付き合いください。

今回購入した和ろうそくは日本のろうそく業界をけん引する老舗・カメヤマ。和ろうそく2号というタイプで、大きさは11センチほど。カメヤマのHPによると燃焼時間は2時間30分。価格1本100円程度。この金額、個人的には想像以上に高いという印象はありません。

赤のタイプは朱ろうそくとも言われ、祝いの席や正月などの場に使われたり、宗派によって使い方が違ったりするようですが、今日ではあまりそのような作法はなく、飾りとしても使われているようです。今回も洋ろうそくとの比較のために色を変えています。

特徴と洋ろうそくの違いは?

最大の違いは芯に糸を使う洋ろうそくと異なり、ロウ付けした和紙を使います。カメヤマローソクのHPには「昔ながらのカタチをそのままに、扱いやすい洋ローソクの製法」と書かれてあり、カメヤマ製は和洋のハイブリットなのかもしれません。

そして、構造に大きな違いがあります。和ろうそくは空洞芯になっています。下からのぞくと確かに空洞になっています。洋ろうそくと違って和ろうそくの火は大きく揺れると言われていますが、このようにろうそくの構造に違いがあり、空気の道があるからなのです。

液体となるロウは芯に吸い上げられて蒸発するため、液が垂れずにそのままろうそくが減っていきます。汚れにくいため、仏壇で使われることも多いようです。さらに植物性の油を使用しているため沸点が低く、このように垂れても熱くはありません。

さて、洋ろうそくとの違いがわかったところで、期待は高まるばかり。点火してみましょう。

火を見てびっくり!洋ろうそくと全然違う!

最初に気づいたのは、ろうそく独特の油っぽいにおいというか、最初こそロウが溶けるにおいはしましたが、そのあとは気になりません。そしてお気づきになっていただけると思いますが、炎の大きさが半端ないです。

洋ろうそくと比較してみるとその差は歴然。

「1/fのゆらぎ」を見るなら、洋ろうそくより和ろうそくの方がおすすめです。だって火の大きさがぜんぜん違うんですもの。そして揺れ方も幻想的。落ち着きがある揺れ方というか、洋ろうそく以上にヒーリング効果があると言われる理由に納得です。

ちなみに洋ろうそくよりもこのように火が大きくなるため、ホラーシーンによく使われるってことですね。

和ろうそくの灯火(動画)

和ろうそくは火だけではなく、花ろうそくや絵ろうそくという側面に絵や花柄が描かれることも魅力のひとつ。今回はそこまで紹介することはできませんでしたが、和ろうそくはハマると洋ろうそくには戻れません(笑)。それでは次回をお楽しみに。


企画:(株)フルドライブ
ライター:工藤 健

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