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すごいよ!プロの早起きさん
住職でも早起きをやめたくなることはあります

日本一の早起き県・青森(総務省発表「社会生活基本調査」)。早起きをどのように実施しているのか、また早起きしたことで、どんなメリットがあるのか。青森に住むプロの早起きさんから実際にお話を聞いてみました!

五色山聖心寺住職・工藤聖真さん

プロフィール
19歳から津軽富士と呼ばれる岩木山の麓にある五色山聖心寺の住職となる。今年で10年目。先代の教えを守り、毎朝の勤めを欠かさず行っている。学生時代の将来の夢はねぷた絵師だった。

どういう仕事ですか?

青森県弘前市街から車で30分ほど離れた山奥にある五色山聖心寺の住職です。一般的な住職と同じく、読経や境内の掃除、朱印帳の準備などを主な仕事としています。

何時に起きていますか?

毎朝5時に起床しています。すぐに支度をして、5時半には朝の勤行(ごんぎょう)を開始。農業が盛んな地域であるため、朝のお仕事に向かう際に立ち寄る農家さんがよくいらっしゃいますね。ちなみに就寝は23時ころです。

早起きの秘訣ありますか?

「早起きは三文のトク」ということわざがありますが、良い行いとしての「徳」ではなく、自分に利益のある「得」と考えることで続けられるのではないでしょうか。

この仕事を始めた時、早起きが苦手でした。「辛い」「面倒くさい」「まだ寝ていたい」と早起きをやめたくなったこともあったのは事実です。ですが、ある日突然、悶々とした気持ちが晴れ、そんな思いがなくなったことがありました。

先代から教えられていたことは「朝のお勤めはしなければいけない」「気持ちがいいから」ということだけで、その意義を考えたこともありません。しかし、続けたことで早起きが自分に利益のあることだと気づいたのです。

まず早起きの日は、一日のモチベーションが上がります。朝日を浴びることでセロトニンという物質が分泌されるようで、その効果がもしかするとあるのかもしれません。

また、聖心寺の朱印帳には不動明王の御顔を描くのですが、午前中にやると集中し、仕事がはかどります。早起きを続けたことで、解脱したと言っても間違いではないです。

仕事以外でよかったことありますか?

個人的な見解になりますが、朝の勤行に積極的に参加している人たちはみなさん見た目が若く、元気があると感じます。早起きは美容や健康に良いのではないでしょうか。

インタビューを終えて

工藤さんによると、朝の勤行は一人で行うこともあり心が折れるような日もあったそうです。「御仏様がいらっしゃると考えれば、失礼のないようにしなければいけません」という工藤さんの言葉が印象的でした。

継続は力なり。続けられない人は、まずは誰かのために早起きをしなければ、という理由を作ってみてはいかがでしょうか?


協力:五色山聖心寺

弘前市百沢東岩木山3056

企画:株式会社フルドライブ
ライター:工藤健

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