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すごいよ!プロの早起きさん
目覚まし時計が鳴る前に起きられる山菜採り名人のワケ

日本で一二を争う早起き県・青森(総務省発表「社会生活基本調査」)。早起きをどのように実施しているのか、また早起きしたことで、どんなメリットがあるのか。青森に住むプロの早起きさんから実際にお話を聞いてみました!

白神山地の山菜採り名人・米澤昭也さん

プロフィール
世界自然遺産・白神山地の入口にあり、青森県内最小人口約1200人の村・西目屋在住。高校卒業後は東京で家具販売店の営業マンを経験する。35歳で帰郷し、山菜採りを始めたのは37歳の時から。現在はネット販売なども手がける

毎朝何時に起きていますか?

目覚まし時計が鳴る前に毎朝起床しています。目覚まし時計を設定しているのは4時。寝る時間は人より少し早いかもしれません。21時、22時くらいでしょうか。深酒をしても自然と目が覚めてしまいます。

どういう仕事ですか?

白神山地の山菜やキノコを採りに行きます。正確にはブナ原生林がある白神山地の核心地域の周辺にある山地です。許可なしでは入ることはできないので。自宅から車で1時間程度走った山間部へ向かい、そこから徒歩で移動。熊のいるような場所を移動し、見つけた山菜はバックに詰め込んでいきます。帰る時には多い時で20~30キロとなっていることもあり、2、3回に分けて運ぶこともあります。

早朝に山へ向かうのは、収穫した山菜をその日のうちに出荷したり店頭に並べたりするため。昼頃には戻ってきて午後には出荷します。また、山菜は自然のものなので、早い者勝ち。他にも山菜採りをする人たちはたくさんいるので、誰よりも先に見つけたいからです。

早起きの秘訣はありますか?

私も起きても眠いことはあります。山菜の採れない冬や日の出が遅い季節は、なかなか目が覚めないものです。まだ外が暗いと起きるのが辛いのは当たり前。しかし、行動を遅くしてしまうことは、結局自分に返ってきます。たとえば遅く起きてしまうと、遅くなった時間だけその後の作業が遅れてしまいます。

つまり、早起きをしないとその日の自分の生活に影響する。山から戻り、収穫して終わりというわけではない。仕事以外のことだってやることはたくさんあります。誰でもそうですよね。私だってやることを済まさないと、晩酌にありつくことができない(笑)。早く晩酌を楽しむための早起きでもありますね。

昔から早起きだったりしますか?

東京での営業マン時代は満員電車が嫌で車で通勤していました。車だと渋滞に巻き込まれてしまい、始業時間に間に合わないこともあった。だから道路が混みあう前に移動して、会社に着くようにしていました。仕事の準備も早くできるため、効率が良かったかもしれません。

そういう意味では早起きは得意だったのかもしれませんが、自分のためになるという意識があれば、眠くても起きなければいけないといった気になりませんか。それが習慣化してしまえば、早起きがやりやすくなるのではないでしょうか。

インタビューを終えて

早起きは慣れてしまえばできるものという米澤さん。とはいうものの、そう簡単なことでもない。米澤さんは曜日に関係なく、毎日早起きだという。荒れた天気の場合は山菜採りを諦めるようだが、そんな日でも普段通り早起きはする。まさに早起きのルーチンワーク。

早起きを習慣化する方法は人それぞれだが、土日祝日だからと遅くまで寝ているのは私やめます。毎日早起きできるように努力してみようかと思いました。


企画:株式会社フルドライブ
ライター:工藤健

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