すやすやキレイ nemurimo

母から娘へ朝レシピ
トリプトファンたっぷり、いなり揚げとじ丼

令和になり連休から時も経って普段の生活が戻ってきた。娘は帰省もせず、地元の観光地などを巡ったりしていたらしい。

こういう時間があるときに作り置きおかずなどを作っておけば楽なのに、どうもその方向に頭がいかないらしい。会社が始まってまた忙しくなり、朝ごはんを摂らずに出勤という日も少なくないようだ。

「午前中の会議が多くて、会議中におなかがグーグーなりそうで嫌なんだよね。なんか簡単にできる朝ごはんないかな」とヘルプが。だから言ったのに…とここで文句を言ったところで始まらない。

娘は小さいころからキツネの生まれ変わり?と思うほど油揚げ好き。都合の良いことに油揚げは快眠の素、トリプトファンが多く含まれている食品の一つだ。ならばと、油揚げを使った朝ごはんを考えよう。

いなり揚げで手抜き時短、でもおいしく

油揚げといっても、朝の忙しいときに煮たり焼いたりするのは無理というもの。だから作り置きしておけばよいのだが、たとえば油揚げを煮ると言っても、一度油抜きをしてからダシで煮て…など、娘にとってはハードルが高くてやれそうにない。そんなものぐさ娘の救世主が、「いなり揚げ」だ。

「いなり揚げ」は、いなり寿司用に半分に切られた油揚げが濃いめの味付けでおいしく煮てあり、10枚ぐらいがセットになって大体どこのスーパーでも200~300円程度で売られている。おいしい煮汁もたっぷり入ってパックになっているので、そのダシごとまるまる使えるありがたい素材なのだ。

そこで「いなり揚げ」に、これもトリプトファンが多い卵、長ネギを合わせてレンジでチン!の「いなり揚げとじ丼」を作ろう。朝から丼物ってヘビー!と思われるかもしれないが、丼といっても普通のお茶碗1杯分なのでご安心を。

長ネギ切るのぐらいはできるでしょう。まさか福島県大内宿のネギそばのようなことはしないよね。


インパクトありすぎのネギそば

いなり揚げとじ丼の作り方

【材料】女子朝ごはん1人前

  • ごはん(冷凍でも可):お茶碗1杯分
  • いなり揚げ:1枚(普通の油揚げの半分で1枚になっている)
  • いなり揚げに入っている煮汁:少々
  • 長ネギ:1/5本
  • 卵:1個


材料はこれだけ

【作り方】

1. 長ネギを斜め切りにする。薄く切った方がおいしいので頑張ろう。
2. ボウルに卵を入れてかき混ぜて、長ネギを入れておく。長ネギはくたくたの方が好き、という場合は、長ネギは3のいなり揚げの上にのせる。


溶いた卵に切ったネギを入れておく

3. ご飯を茶碗にあけ、その上にいなり揚げをのせ(ネギくたくた好きならばここでネギものせる)煮汁を上からかけて、レンジ強で2分程度温める。


煮汁をかけるとご飯にしみてウマイ

4. 3をレンジから出して2をかけ、レンジ強で1分。卵が半熟の状態でできあがり。


卵が半熟プルプル

レンジ二度がけ、3分で美味

この丼の手間と言えば、ネギを切って卵を溶くぐらい。あとはレンジの二度がけでプルプル半熟の、そばやさんで食べるような丼飯ができる。これにインスタントの味噌汁でもつければ大満足の朝ごはんになる。レンジを二度かけるのが面倒であれば、揚げと卵、ネギを一緒にのせて一度に作ればよいのだが、そうなると卵が硬くなっておいしくない。せめて二度がけにはこだわろう。

いなり揚げは冷凍もできるので、10枚パックを買っておいても余って困ることはない。きつねうどんや、本来の目的であるおいなりさんを作って楽しめるのだ。

これ以上手抜きができないほど手順をこそぎ落として作りやすくした「母から娘へ懇願レシピ」、せめて「いなり揚げとじ丼」作って食べてくれー!


企画:(株)フルドライブ
ライター:加藤なぎさ

記事はここまで