石垣島 "ぬちぐすい"(命の薬)をいただく旅
三橋美穂さんの『快眠サイクルを整えるセミナー』レポート PART.1

「快眠への疑問」にアドバイス!編

沖縄県・石垣島で『快眠サイクルを整えるセミナー』を実施!

沖縄県の石垣島、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで行われた "ぬちぐすい"(命の薬)をいただく旅(主催:命草(ぬちぐさ)を活用した未病・予防ツーリズム協議会)。

これは、観光庁の委託事業「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」において、同協議会が11月30日〜12月2日までの2泊3日の「宿泊型ウェルネスプログラム」、12月8日までの8泊9日の「滞在型ウェルネスプログラム」を実施したものです。

「命草=ぬちぐさ」とは、石垣島を中心とした八重山諸島の人たちが、体調を整えたり健康を維持するためにお茶にしたり食べるなどして伝統的に活用してきた野草のこと。今回のプログラムは、そんな石垣島の文化を活かしつつ、「ウェルネス」をキーワードとして、新たな観光地としての魅力を創造しよう! という目的で実施されました。

「ウェルネス=心身の健康維持・増進のための生活態度・行動」といえば、睡眠も大切な要素です。そこで世界睡眠会議でお馴染みの快眠セラピストの三橋美穂さんが『快眠サイクルを整えるセミナー(快眠セミナー)』を提供したものです。参加者は2泊3日の「宿泊型」が8名、8泊9日の「滞在型」が4名。このレポートでは2泊3日の「宿泊型」のプログラムに突撃。三橋さんのセミナーのポイントをご紹介します。

参加者のみなさんへのアドバイスをチェック!

フレンドリーな雰囲気で行われた快眠セミナー。3日間の中で、レクチャーや相談タイム、さらに自分に合った枕を知るための「バスタオル枕づくり」の実体験などが行われました。

第一弾のレポートは、相談タイムに参加者のみなさんから寄せられた快眠に関する疑問や悩みと、それに対する三橋さんのアドバイスをご紹介します。

Q 冬の寝室。暖房は止めたほうがいいのでしょうか?

「暖房を入れたまま薄めの布団で寝るのと、暖房は止めてしっかり温かい布団で寝るのとどちらが快眠できるのかがわからない」という質問でした。それでなくても乾燥しがちな冬の空気。できれば暖房は使わないほうが快適かとも思うのですが……

三橋さんのアドバイス

眠っているとき、布団の中はおおむね33度くらいで快眠できるとされています。暖房(エアコン)を使うべきかどうかは、寝室の条件次第。室温が16度以上に保てる断熱性のいい部屋であれば、暖房は使わずに、羽毛布団など保温性能の優れた布団で眠るのがおすすめです。

ただし、外気温の影響を受けやすく、室内でも15度を下回ってしまうような寝室の場合は、トイレに立ったり、朝起きた時の「ヒートショック(急激な温度差で身体に悪影響が生じること)」が心配です。ヒートショック予防の観点からは、寝室は18度以上に保てるのがいいですね。

Q 毎晩のように、なかなか寝付けなくて悩んでいます……。

寝付きが悪くて……、と困っている人は多いですよね。どうすれば、スムーズに寝付けるようになるのでしょうか。

三橋さんのアドバイス
「寝付けない」ことにはいろいろな原因が考えられるので、誰にでも「これだけ」で効果があるというようなアドバイスはできません。まず『世界睡眠会議』で紹介している『ぐっすり心得』などを参考にして、睡眠のためによい生活習慣を心掛けるようにしてみましょう。

ここでは、睡眠によい生活習慣のなかでもぜひ実践していただきたいポイントを2つご紹介します。まず、午前中にしっかり(30分以上)太陽の光を浴びることです。2500ルクス以上の光には覚醒効果があるとされていますが、太陽光は曇っていても1万ルクス以上、晴れていれば10万ルクス以上の明るさです。できれば朝起きてすぐ、また午前中に明るい太陽光を浴びることで神経伝達物質であるセロトニンの分泌が増え、夜になるとそれが睡眠を促すメラトニンに変化して、スムーズに、ぐっすり眠りやすくなるのです。

2つ目のポイントは、ちゃんとパジャマに着替えること。トレーナーなどの部屋着で眠る人も多いですが、袖口に締め付けがあったりして、眠るために最適とはいえません。肌触りがよく、吸湿性に優れていて、ゆったりして寝返りを妨げないなど、眠るために作られたパジャマを着ることで、眠るのが楽しみになったという人もいるほどです。パジャマに着替えることが「入眠儀式」となって、寝付きもスムーズになりやすいですよ。

Q 眠りが浅いのか、日中、猛烈な眠気に襲われることが……。

起きた時に「よく眠れた!」という満足感があまりなく、仕事をしていても猛烈な眠気が襲ってくることがあるという悩み。困りますよね。ぐっすり眠って疲れをしっかり取るために、大切なことって何でしょう。

三橋さんのアドバイス

「寝付けない」悩みと同様に、まずは睡眠によい生活習慣を実践してみてください。そして「眠りが浅い」という自覚があるようなら、試していただきたいのが「腹巻き」です。お腹や手足が冷えていると、深部体温の調整がうまく働かず、眠りが浅くなってしまうことがあるのです。あまり締め付けが強いものはおすすめできませんが、腹巻きでお腹を温めると、「ぐっすり眠れた!」という人が少なくありません。

また、夫婦や親子で同じベッドで寝ていたり、ペットの犬や猫と一緒に寝ていることが原因で、眠りが浅くなっているケースがよくあります。「ペットや子どもと同じ布団では寝ない!」というのは、快眠の法則でもありますね。

ほかにも、いろんな質問やアドバイスがやり取りされました。快眠情報満載で『世界睡眠会議』としても興味津々の「相談タイム」となったのでした。

快眠のためのアドバイスをもっと詳しく知りたいよぉ〜という人は、三橋美穂さんの著書『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)を読んでみてくださいね。

第2弾のレポートでは、自分に合った枕の高さを知るための「バスタオル枕づくり」のポイントをご紹介します。お楽しみに!

"ぬちぐすい"(命の薬)をいただく旅
石垣島の旅の様子をご紹介!

三橋さんと取材班が石垣島に到着した11月29日、島の最高気温はなんと28.4度! 真夏のような暑さに驚きました。
石垣島といえば、入り組んだ島影と透明度の高い海の景色が美しい川平湾。三橋さんと一緒に訪ねてみました。


展望台からの絶景!

グラスボートも楽しみました!

おおきなシャコ貝とイソギンチャク。
カクレクマノミの横には、三橋さんの顔が映っています(笑)。

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