やってみよう!快眠TIPS

眠れないときの対処法2:枕、寝具編

疲れているのになぜか眠れない、そんな悩みを持つ人は多いはず。世界睡眠会議は、みなさんといっしょに眠れない悩みを改善する方法を原因別に探っていきます。

眠れない原因には、ストレス等の「心理的なもの」から「生活習慣によるもの」、「身体的なもの」までいろいろな事が考えられます。もちろん原因は一つだけでなくこれらが複雑に絡み合っている場合も多く考えられます。自分にあった睡眠改善方法を探して実践していきましょう。

今回は、睡眠改善の鍵となる枕や寝具の選び方について紹介していきます。

枕編:まずは自分にあった枕をさがしてみよう!

自分にあった「枕」って、意外と低い!

寝苦しくて自分にあった枕を探しているけどなかなかピッタリのものが見つからない方は多いと思います。
枕の大切な役割は、頭をしっかり支えて理想的な寝姿勢(自然な直立姿勢の時の背骨や頸椎の状態を保つ)をサポートすること。敷き布団やマットレスと、首から後頭部にかけて生じる「隙間」を埋めるのがポイントです。

いますぐできるバスタオル枕で理想の高さをチェック!

バスタオルを3~4枚用意すれば、あなたにピッタリの枕の高さを確認でき、枕が合わないときも応急処置ができます。
詳しくはこちらのページで、快眠セラピストの三橋美穂さんが詳しく紹介してくれています。

枕を買うときのお試し時の注意事項

横向き寝で背骨がまっすぐになっているかどうかなどは、実際に寝てみないと分かりません。ぜひ店頭で実際に確認してみましょう。

お試しのときには、以下の2つのポイントに注意。

1:枕を頭だけでなく首にもちゃんと当てること。

枕は肩口から首・後頭部を支えるものです。眠る時は枕に肩口が当たるようにして頭を乗せると、後頭部から首筋にかけての全体で頭部を支えることができ、肩や首の凝りを軽減しやすいと言われています。
夜、眠る時も同様に、枕を首にもしっかり当てるようにしましょう。

2:敷き布団をチェックすること。

敷き布団によって枕の高さが変わります。やわらかい布団の場合は体の沈み込みが深くなるので、適正の枕の高さよりも若干低めの枕にするとちょうどよくなります。
ショップと自宅とでは敷き布団が異なるため、ショップで良い枕と思っても、自宅で試したら違和感を感じることがよくあります。
そうならないように、自分が寝ている敷き布団とショップの敷き布団とがどう違うのかをチェックし、違いを考慮して選ぶことも大切です。
ショップと自宅の違いをカバーするために、高さの調整ができる枕を選ぶのもおすすめです。

この他にも、興味深い枕がいっぱい

世界睡眠会議には、楽しい枕の記事がいっぱいです。ぜひ、自分にあった枕を発見して睡眠生活を充実させてください。

寝具全体編:季節にあった寝具で快眠生活を実現!

快眠のために枕や布団、マットレスなどの寝具がとても大切です。
ポイントは布団の中の温度と湿度。季節に合わせて、快適な環境を保ってくれる寝具を使うのがオススメです。

暑い夏には、吸湿性や通気性に優れた素材の掛け布団やシーツが必需品。寒い冬にはふんわりと暖かい起毛素材の毛布を準備しましょう。季節を問わず、綿やウールなどの天然素材が吸湿性などに優れていておすすめです。

夏の布団の選び方

吸湿性、通気性に優れた寝具を選ぶ!

(出展:https://suiminkaigi.jp/gussuricolumn/gussuri04

夏は一年中でいちばん汗をかく季節。そのせいで、布団のなかの環境も大きな影響を受けます。吸湿性の低い寝具で寝ると、体がグショグショになってしまって大変!
ここは、グングン汗を吸い取ってもらえるよう工夫したいところです。

一方、発汗は必要なことでもあります。
汗がでることによって、体温は0.5~1℃ほど低下します。この体温低下は、眠りにつくために欠かせない条件。冷房のきかせすぎや、「暑いから何も掛けずに寝る」といった方策はNGです。

そう考えると、寝具は「温度を下げすぎず、湿度を上手に取り除く」ものが理想。シーツや掛け布団の素材は、吸湿性はもちろんのこと、吸い取った汗を上手に外に出す「通気性」にも優れたものを選びましょう。

綿や麻の素材がおすすめ!
カバーやシーツのおすすめ素材は綿や麻。麻のシャリシャリ感は、暑い夜を快適に過ごさせてくれます。

布の「織り方」も大事なポイントです。同じ綿でも、タオル地やガーゼはとりわけ吸湿性抜群。表面がデコボコしているサッカー地やリップル地も、肌との接触面が小さくなることによって通気性が増すスグレモノです。

冬の布団の選び方

冬はシンプルに保温力の高い寝具がおすすめです。掛け布団には、ある程度の重さは温かい睡眠環境のために必要ですが、重すぎると寝苦しく寝返りを打ちにくくなるのでご注意を。
健康な人の場合、ひと晩で20〜30回、多いケースでは40回以上も寝返りを打ちます。寝返りにはレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えをスムーズにしたり、就寝中の筋肉や関節の緊張や負担を軽くする働きがあるとされています。
十分な寝返りが打てない布団は、健康のためにも避けるべきといえるでしょう。

羽毛布団の優れた機能

(出展 https://suiminkaigi.jp/special/tips-futonchoice

近年さらに人気が高まっているのは軽くて保温効果が高い羽毛布団です。羽毛布団には温かいだけでなく体温の変化に合わせて布団の中の環境を調節してくれる力があり、ひと晩中快適な睡眠環境を保ってくれる効果が期待できます。

羽毛布団に入っているダウンやフェザーには、羽枝と呼ばれる細かな毛があり、温めるときには広がって空気をたくさん抱え込み、温まって汗をかくなどして湿気を感知すると閉じて、熱や湿気を発散してくれる働きをするのです。自然の力は偉大で不思議。
羽毛布団は軽くてあたたかい上に、天然のエアコンのように、布団の中の環境を快適に保ってくれるから、質のいい眠りをもたらしてくれるのです。

快眠TIPS バックナンバー
快眠TIPS バックナンバー

記事はここまで