やってみよう!快眠TIPS

ぐっすりを楽しむための「冬の入浴法」アドバイス

ゆったり入浴でスムーズに寝付けるようになる!

世界睡眠会議がオススメするぐっすり心得その8は「ぬるめのお風呂にゆっくり入る」こと。とくに寒い冬の時期、就寝時間の30分〜数時間前を目安に入浴すると、ベッドに入るタイミングで深部体温が下がっていくので、スムーズに寝付くことに役立ちます。

寒い時期には「熱いお風呂が最高!」という方もいるでしょうが、身体を芯から温めるにはぬるめのお風呂にゆっくり入る方が効果的。39〜40度程度のお湯に、10〜15分程度を目安としてゆっくり入るのがオススメです。

冬の入浴は「ヒートショック」にも気をつけて!

「ヒートショック」という言葉をご存じでしょうか。湯船と浴室、あるいは浴室と脱衣所などの急激な温度差によって体調を崩してしまうこと。厚生労働省の『人口動態統計』によると、ヒートショックなどが原因と考えられる家庭の浴槽での溺死者数は平成27(2015)年に4,804人。平成16(2004)年の2,870人と比較して約1.7倍にも増加していて、消費者庁が注意を呼びかけています。


出典:消費者庁発表資料

ヒートショックが原因の事故は高齢者に多い傾向がありますが、若い方でもメタボや高血圧などが気になる人は要注意。飲酒直後の入浴も危険度が高まることが指摘されています。

ヒートショックが起きるのは冬に限ったことではないですが、事故が最も多くなるのは12〜2月の寒い時期。ぬるめのお風呂を楽しむのは、ヒートショック予防の面でも有効です。さらに「浴室や脱衣所を暖房器具などで温めておく」「手足の先からかけ湯してから浴槽に入る」「入浴前後にコップ1杯の水を飲む」といった予防策に気を配るのがオススメです。

ユズ湯や入浴剤を楽しみましょう!

冬ならではの入浴法として、冬至の日に入るとされている「ユズ湯」が知られています。数個のユズ(柚)をお湯に浮かべる方法のほか、剥いた皮を布袋などに入れて浮かべてもOK。東京ガス都市生活研究所が行った実験では、さら湯(普通の真水のお風呂)と比べて、ユズ湯の方が入浴後の保温効果が高いことが実証されています。今シーズンの冬至はもう過ぎてしまいましたが、寒さが厳しい夜には、試してみるといいですね。

「お風呂のためにユズを買うのもなぁ」という方には、ミカン湯もオススメです。乾燥させたミカンの皮は「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれる漢方薬でもあります。陰干ししたミカンの皮(10〜20個分程度)をガーゼなどの袋に詰めて浴槽に浮かべます。

また、市販されている入浴剤にも、入浴の温浴効果や保温効果を高めてくれるものがあります。入浴剤にもさまざまな種類がありますが、表記されている効能などを確かめて、上手にお風呂を楽しみましょう。

監修:睡眠改善インストラクター 鍛治恵

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